カテゴリ:電子書籍ニュース(au)( 11 )
ふきだしは不必要?
eBookSpotより
シャープが電子書籍フォーマット「XMDF」をコミック対応に、まずは「北斗の拳」から
SHARPホームページより
ニュースリリース

SHARPホームページのニュースリリースより引用:
■ 主な特長

1.携帯電話でも高速表示ができる電子書籍フォーマット「XMDF」に準拠

2.携帯電話でも快適に読書ができる字幕のような“横組み表記”を採用

c0069890_21425382.jpg シャープが開発した電子書籍フォーマットXMDFがコミックに対応。セリフを表すふきだしは映画の字幕のような横組み表記に。原作でふきだしに隠れていた部分は作者監修の下、新たに描き起こした、とのこと。
 au端末のコミック型電子書籍ビューワは既にComicSurfingというものがあります。現在EZブック(au端末で読む電子書籍)はコミックのほうが人気があることの表れでしょうか。まさかシャープがComicSurfingに対抗してくるとは予想してませんでした。

 しかしながら、この「横組み表記」には甚だ疑問を感じます。ご存知のとおり漫画のふきだしの形というのはキャラクターの感情を表すものです。同じ「さあ、立て」というセリフを、単に楕円のふきだしに書かれた場合、ふにゃふにゃとした曲線のふきだしに書かれた場合、破裂したような形のふきだしに書かれた場合、それぞれでキャラクターが持つ感情のニュアンスが違ってくることは周知のとおりです。
 もちろん、ストーリーの前後である程度の予測はつくこととは思いますが、例えば章の始め、あるいは終わりなどで突如場面が切り替わり、画面には風景が大きく描かれ、複数人のキャラクターが小さな影で描かれていて、会話が展開する───といった場面は割と目にするものと思います。こういうシーンで吹き出しではなく字幕だけとなると非常に味気ないものになりそうだと予想します。
 また、ふきだしの形が作者により異なることも読者は無意識のうちに認識しているものでしょう。そういった味わいがないのも寂しいものです。

 「横組み表記」のメリットもいくつか考えられます。ComicSurfingの場合、ふきだしは画像として記録されています。また、携帯電話の小さな画面でも読みやすいよう、フォーカスされると拡大表示されるものもあります。すると拡大表示分の画像も別に記録されていると予想されます。この「ふきだし分の画像」が全てテキストに書き換えられて記録されるのですから、一話あたりの容量が削減できる、あるいは、一ファイルあたりにたくさんの話を盛り込むことができる、という可能性もあるでしょう。
 また、一画面に複数のふきだしがあるような場面でも、各ふきだし画像の拡大/拡大解除を繰り返しながらフォーカスが移っていくComicSurfingとは違い、字幕テキストがどんどん書き換えられていくわけですから、動作もきびきびとしたものになるかもしれません。まぁ、これは製品を一度試してみないことにはわかりませんが。

 願わくば同じ作品でXMDF版とComicSurfing版の両方が用意されるのが望ましいと思いますが、そういうわけにはいかないのでしょうね。
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by masaki_graffiti | 2005-07-05 22:52 | 電子書籍ニュース(au)
NTTソルマーレ、au-WIN向けコミック電子書籍サイト
※ 25日22:35追記および訂正あり

 そ、そう来ましたか・・・。このニュース見た瞬間、アイスコーヒー噴きそうになりました。
 たしかにNTTソルマーレはコンテンツ事業会社ですから、キャリアの縛りがなくても不思議じゃないですが驚きました。

 シーモアコミックというとau-WIN向けサイトでは「どこでも読書」「Handyブックショップ」などが配信していますが、ラインアップそのものは大きく違うようです。「eBookJapanコミック」のようにポイント制課金を導入するようで、いろんなサイトから自由に1冊ごと買いたいと思う私のような人はちょっと手が出しにくそうです。

 DoCoMoサイドでコンテンツ事業が成り立ちにくいから、とか、とりあえずそれが成り立つまでノウハウやモデルを構築するため、とかいろいろ憶測を呼びそうですが、こうして携帯コンテンツが活性することは良いことと思います。いや、正直とまどいは隠せないわけですが・・・。

※以下同日22:35追記

 追記以前は知らなかったのですが、「シーモア」はNTTソルマーレのオリジナルブランドとのこと。これまでは、そのシーモアブランドのコミックをEZブックとして別の会社が配信していたということのようです。

 ということは、そのシーモアコミックが予想以上に売れていて、「これはコンテンツ会社として指をくわえてみているわけにはいかない」と、独自にEZwebサイトを立ち上げるに至ったのかもしれません。
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by masaki_graffiti | 2005-05-25 20:00 | 電子書籍ニュース(au)
eBookJapanの携帯コミックサイト
au公式サイトとして新たに電子書籍サイトが2005年4月21日にオープンしました。
ニュースリリースより
『eBookJapan』(http://www.ebookjapan.jp/)は、販売作品点数約7000点の国内No.1の売上げ規模を誇るPC向け電子書籍販売サイトです。
今般、同サイトを運営する株式会社イーブックイニシアティブジャパン(東京都千代田区代表取締役 鈴木雄介)とモバイル・インターネットのソリューションを手掛けるプライムワークス株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 池田昌史)の業務提携により、eBookJapan携帯電話向けオフィシャルサイト『eBookJapanコミック』を開設することとなりました。PC向け電子書籍No.1の実績を生かし、「キャッツ・アイ」や「ベルサイユのばら」を始めとする人気タイトルを多く取り揃えると共に、タイトルのボリュームも、年間100タイトル以上というこれまでにない品揃えを予定しています。
特徴的なサービスとしては、SNSのようなものを展開していく、とのこと。
会員登録して電子コミックを購入すると「MY書庫」に購入済みコミックが登録され、その1冊1冊についてユーザーが「テーマ」を命名でき、他のユーザーはその「テーマ」を検索することによって、自分の趣向に近い1冊を探せる、というものらしいです。

料金体系も少し変わっています。
■情報料
月額315円(税込)330ポイント
月額525円(税込)600ポイント
※両方のコースに加入することも可能です
※1話32ポイント~にて、コミックのダウンロードが可能です

・ポイントの追加購入が可能
単一課金 105円(税込)  100ポイント追加購入
単一課金 315円(税込)  300ポイント追加購入
つまり月額料金を払う代わりにポイントが毎月支給され、そのポイントでコミックを購入する、というもの。ポイントが足りなくなれば追加購入が可能です。今ならオープニング特典としてボーナスポイントがもらえるとのことです。今後もポイント特典があるようなら、毎月電子コミックを一定量購入する人にはうれしいシステムかもしれません。

今回オープンしたのはau向けサイトだけですが、今後DoCoMo、Vodafoneでも展開予定となっています。
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by masaki_graffiti | 2005-04-23 01:03 | 電子書籍ニュース(au)
立ち読み with W21S
『EZ Book Land!』が21日にサービスを開始しましたが、W21Sにおいてコミックの立ち読みができない、具体的にいいますとダウンロードしてもファイル形式を正しく認識できない不具合がありましたが、本日22日になって、その不具合が改善されたようです。

この『EZ Book Land!』について思うところはいろいろありますが、それは別のエントリーで。以上不具合改善のご報告でした。
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by masaki_graffiti | 2005-04-22 23:16 | 電子書籍ニュース(au)
「はい、できあがり」で終わらせないでほしい
様々なブログで既報となっておりますがau携帯電話の書籍ポータルサイト「EZ Book Land!」の開設が正式に発表されました。

詳しい内容についてはニュースリリースをご覧下さい。
au携帯電話の電子書籍サイトを横断してタイトル・著者・ジャンルから「EZブック」(電子書籍) を一括検索したり、自社による書籍販売サイト「au Books」からお好みの本を検索し、そのまま購入することが可能な業界初の本格的書籍ポータルサイトです。
このニュースリリースによれば「売れてるランキング」というカテゴリで「ジャンル別販売ランキング」を掲載する予定とのこと。これが具体的に「文芸・エッセイ・ミステリー・ノンフィクション・・・」と言った具合に分けられるとありがたいのですが、おそらくは「読み物」「コミック」「写真集」ということになるのではないかと思っています。この予想を裏切ってくれることに淡い期待を抱いていますが・・・。

ITmedia:「“携帯+書籍”~KDDIの狙い」より
 “携帯で書籍ポータル”の背景には、携帯電話と電子書籍配信の相性の良さが挙げられる。携帯というプラットフォームには、電子書籍コンテンツを着メロ感覚で気軽に購入できる決済基盤が整っており、著作権保護についても電話番号に紐付けされた形での管理体制が用意されている。これにより、PCやPDA向け電子書籍配信の課題といわれていた問題をクリアした。
やはり、このサイトの構築に大きく貢献したのは、EZ Music!と同じく、ユーザーにとって利用しやすかった決済システムと、コンテンツプロバイダ(出版社・作家を含む)にとって利用しやすかった著作権保護管理体制がうまくかみ合った結果という印象が強いです。もちろんBREWアプリや高機能化した端末などソフト/ハードウェアが支えた部分も小さくはないと思います。

各ITニュースサイトでも比較的大きく取り上げられ、さも成功が約束されているようにさえ映る今回の「EZ Book Land!」ですが、あくまで一つのビジネスモデルが提示されたに過ぎないと思います。
プロモーションはもとより、無料サンプルやリコメンド情報の充実といった「サイトそのものの育成」に手をかけねば多くの人を惹きつけ続けることはできません。モバイルコンテンツ制作会社medibaと手を取り合うようになってからはかなり改善が見られますが、もともとauはサイトを育てることを得意としてなかったという経緯があります。ぜひサイトの充実をがんばってほしいものです。

電子書籍は、EZ Music!で扱われる音楽よりは比較的広い年齢層に受け入れられるのではないかと個人的に思っています。プロモーションもその点を留意したものになると良いのではないでしょうか。・・・それでもやはり10~20代前半を意識したものになるのでしょうね・・・。

※若干、修正・追記しました。(2005/04/20 11:55)
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by masaki_graffiti | 2005-04-20 05:57 | 電子書籍ニュース(au)
大日本印刷がケータイ電子書籍サイト
c0069890_745964.jpgau公式サイトとして新たに電子書籍サイトがオープンしました。大日本印刷が提供する『よみっち』です。

こちらのサイトも女性ターゲットを強く意識したサイトになりそうです。ターゲットを女性に当てたと言うこと以外では現在のところ他サイトとの差別化は見られません。


以下ニュースリリースより一部引用
【よみっちの特徴】

1. 女性向けコーナーの常設
携帯電話向け電子書籍読者の約半数を占める10~20代の女性に人気の、女性作家コーナーを常設します。サイト開設時点で、田口ランディ氏、角田光代氏、柴門ふみ氏、綿矢りさ氏、佐藤亜有子氏など約60名の女性作家の作品の配信を予定しています。
また、女性からの人気が高い作品を選び、読者に提案する『よみっち Select』コーナーを常設します。『たのしい・わるくち』、『CAZリアルレポート』、『精神科医ゆうきゆうのクシー相談室』、『愛される人になる話し方のレッスン』などの配信を予定しています。
2. TV化、映画化されている作品、今話題の人物に関する本などをセレクト
TVドラマや映画の原作本・関連本、いま話題の人物や、いま話題のテーマなど、様々なメディアと連動した品揃えを行います。
今回のサイトオープンにしろ、他のケータイ版電子書籍に関する記事にしろ、“女性”という言葉が多く飛び交っていますが、それほどまでに利用者数の男女差は大きいのでしょうか・・・。

たしかに『ケータイ白書2005』((c) impress / Mobile Content Forum,2004-2005)の携帯電話での電子書籍利用経験[年代別と性別]を見ると、10代の女性が多く利用しているようですが、全体をみれば男性の方が利用割合が高く、また、年代に関係なく平均的に利用者がいるのがわかります。

最初からターゲットを絞るのではなく、逆にターゲットを掘り起こすようなサイトおよび企画を立ち上げて欲しいものです。

p.s. 本文記事とは関係ありませんが、本文と引用を見分けやすくするために引用部分を斜体にすることにしました。少し読みにくいかも知れませんがご了承ください。
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by masaki_graffiti | 2005-04-15 08:34 | 電子書籍ニュース(au)
COMIC SurfingがVer.UP
お知らせするのを忘れてました。

auのBREW端末用電子コミックビューワ「COMIC Surfing」がバージョンアップしています。
修正内容はわかりませんがご報告まで。
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by masaki_graffiti | 2005-04-15 05:36 | 電子書籍ニュース(au)
au、電子書籍コンテンツ強化のウワサ
auがEZ Music!の電子書籍版を発表するというウワサを聞きつけました。

EZ Music!というのは、Flashを利用したページ作りが目を引く公式EZwebサイトで、「着うた」「着うたフル」を検索するのが主な機能です。アーティスト名をキーワードに検索すると、検索した曲の着うた・着うたフルファイルを置いている公式EZwebサイトを案内してくれるだけでなく、その曲の入ったCDも紹介してくれて、au Recordsというサイトを利用して携帯電話から購入できる、というものです。

代金は携帯電話使用料と一緒に請求されるため、クレジットカード番号の入力などは必要ありません(独自の買い物用パスワードは要ります。また初回購入時にはau Recordsへの会員登録が必要です)。

このEZ Music!の電子書籍版ということは、主に検索機能がメインになると思いますが、auの携帯電話サイトでは既に「キーワード検索」で電子書籍の検索が可能となっています。以前にも書いたとおり新刊がなかなか検索結果に反映されないという欠点がありますので、サービス開始時にはこの欠点を解消してほしいものです。

EZ Music!では検索した曲が着うた・着うたフルで提供されていなくても、CDが購入できる場合は検索結果として表示されますが、電子書籍版でも同じように紙の書籍も紹介することになるのでしょうか。そうなると携帯電話がますます「読書の入り口」としての需要が高まるわけで、私としては紙の書籍紹介も歓迎します。もちろん電子書籍のラインアップ拡充のほうをより希望してはいますが・・・。

まだウワサの段階なので具体的なことはわかりません。よって過度の期待をするのは無謀ですが、正式に発表されるのを楽しみに待ちたいと思います。
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by masaki_graffiti | 2005-04-06 05:38 | 電子書籍ニュース(au)
安易な商標となってしまいました・・・
以前のエントリーで「ケータイ版電子書籍に“着うた”のような独自の商標をつけてほしい」ということを書きました。
先ほどたまたまEZwebの「キーワード検索」のページを見たら、以前はキーワード入力欄の下に、
着うたを探す
EZアプリを探す
電子書籍を探す
という3つのリンクがあったのですが、今日は違っていまして、
着うたを探す
EZアプリを探す
EZブックを探す
・・・と変わっていました。某社長風に言うならば、想定の範囲内ではありますが、“着うた”のように他のキャリアでも使える名称がよかったのではないかと思います。たしかにauのBREW端末用の電子書籍は独自仕様ではありますが、もう少し親しみを覚えられる名称を考えられなかったものでしょうか・・・。

#「着うた」はソニー・ミュージック・エンターテイメントの登録商標です。

PC用のau公式サイトでもEZブックと紹介されています。
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by masaki_graffiti | 2005-04-02 06:13 | 電子書籍ニュース(au)
W21Sの電子ブックビューワがver.UP
W21Sの電子ブックビューワの新バージョンが配布されています。
[アプリ]ボタンを押してから、電子ブックビューワにカーソルを合わせ、メニュー([EZ]ボタン)を開いて「バージョンアップ確認」を選択してください。

これまで目次から章を選んでジャンプすると、ビューワが終了してしまう、あるいは本体の電源が切れてしまう不具合がありましたが、解消されているようです。
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by masaki_graffiti | 2005-03-18 03:48 | 電子書籍ニュース(au)